DCスタジオの責任者ジェームズ・ガンは、ロックスティディスタジオとネザーリアムスタジオとの間で進められているDCユニバースゲームプロジェクトに関する協議を正式に明らかにしました。ガンによれば、これらの伝説的開発者たちはワーナー・ブラザースと緊密に連携し、映画・テレビ・インタラクティブエンターテインメント間の有機的なつながりを構築中です。具体的な内容は非公開ですが、業界関係者からは高評価を受けた『バットマン:アーカム』シリーズの続編や新作『インジャスティス』格闘ゲームの可能性が予想されています。
繋がるDCマルチバースの構築
ガンは両スタジオが構想案を交換し、今後の映画作品との連動を検討中であることを確認しました。特に、DC映画ユニバース第一期と計画中の続編を橋渡しする可能性のある『スーパーマン』タイトルへの強い憶測が飛び交っています。まだ初期段階の協議と強調されつつも、この協業の最初の成果が今後数年間で公開される見込みです。
DCゲームコミュニティは『アーカム』シリーズのような名作に続く高品質な作品を強く望んでいました。近年の『ゴッサムナイツ』や『スーサイド・スクワッド:ジャスティス・リーグを殺す』は賛否両論を呼んだ一方、『インジャスティス3』の発表が目立って欠けています。この新たな連携アプローチは、DCゲームが野心的な新時代に入る可能性を示唆しています。
DCファンにとっての意義
この戦略的パートナーシップはDCのマルチメディア戦略における重要な転換点です。ワーナー・ブラザースはゲーム開発を映画・テレビプロジェクトと連動させることで、すべてのメディアプラットフォームで一貫性のあるDCユニバース体験の創出に本腰を入れているようです。
完成までにあと数年を要するため忍耐が必要ですが、今回の発表はDCゲームの未来にワクワクする可能性を予感させます。マーベルの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の成功で知られるガンの関与は、ワーナーがDCゲームの品質と統合性向上に本気であることを物語っています。