『バービー』の製作者グレタ・ガーウィグによる待望のナルニア国シリーズの再始動において、アカデミー賞ノミネート女優キャリー・マリガンが豪華キャストに加わることが決定した。
ハリウッド・リポーター誌によれば、マリガンは以前から発表されていた元007ダニエル・クレイグ、『性教育』のエマ・マッキー、アカデミー賞を3度受賞したメアリー・ストリープに続き、C.S.ルイスの愛されるファンタジー世界のこの新たな解釈に参加する。
ガーウィグはこの新たな『ナルニア国物語』のビジョンにおいて、脚本家兼監督として二重の創造的統制を維持する。
この映像化は、シリーズの起源となる物語、すなわち象徴的な『ライオンと魔女』の年代記的前日譚である『魔術師のおい』に焦点を当てる。
アカデミー賞やBAFTAを含む主要な賞機関からノミネートで認められたマリガンは、物語の若き主人公ディゴリーの母親的存在であるメイベル・カークを演じる。
クレイグは、本のタイトルの由来となる謎多き魔術師(そしてディゴリーのおじ)の重要な役を引き受ける。マッキーは若き日の白い魔女を観客に紹介し、一方でストリープはナルニアの神聖なる猫の支配者アスランの威厳ある声を提供する。
これは、『ライオンと魔女』、『カスピアン王子のつのぶえ』、『朝びらき丸 東の海へ』を映像化した2005年から2010年の三部作に続く、ルイス作品への最新の映画化となる。それらの映像化では、ティルダ・スウィントンが白い魔女を演じ、リーアム・ニーソンがアスランの声を担当した。
ガーウィグのナルニア国への挑戦は、作品賞を含む8部門でアカデミー賞にノミネートされ、主題歌賞(ビリー・アイリッシュの「What Was I Made For?」)を受賞した2023年の大ヒット作『バービー』に続くものだ。
『ナルニア国物語 魔術師のおい』は、2026年に観客をその魔法の領域へと運ぶ予定である。